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マインドセット

【成功するためのマインドセット】うまくいった時こそ感謝する【動画解説】

『【成功するためのマインドセット】うまくいった時こそ感謝する』についての解説動画です。

忙しい方は、動画下の倍速視聴方法をご覧ください。

YouTube動画を倍速再生する方法【動画解説】
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どうも、井野です。

今回は、成功するためのマインドセット、うまくいったときこそ周囲に感謝するといったことを解説していきます。

 

人間というのはそもそも完璧とは程遠い生き物です。

ビジネスであっても人生であっても、うまくいったとき、成功した時があると思いますが、そういったときは、やはりどうしても調子に乗ってしまいます。

 

「自分が頑張った成果なんだから」

「自分がやれば、何でもうまくいくんだ」

といった感じで、調子に乗ってしまいがちです。

 

傲慢になってしまって、周りが見えなくなってしまうと、援助してくれた周囲の人や協力してくれた方々への感謝の気持ちを忘れてしまうということです。

人間は、先ほども言ったように完璧な生き物ではありません。

 

人間である以上、傲慢になってしまったり、周りが見えなくなったりすることは、仕方のないことです。

 

実際に、心理学の用語に「自己奉仕バイアス」という言葉があります。

自己奉仕バイアスというのは、うまく行った場合は、自分の内部に原因を求め、逆に、失敗した場合は、自分の外部に原因を求めるということです。

 

例えば、うまくいった場合は、自分の内部である、能力などに原因を求めます。

自分は能力があって優秀だからうまくいったというように思ってしまいがちだっていうことですね。

 

反対に、失敗したときには、自分の外部である、周囲の状況や環境、運などのせいにしてしまいがちだということです。

 

自己奉仕バイアスの「バイアス」というのは、元々のあるがままの状態として受け止めるのではなく、本来の形を捻じ曲げて受け止めてしまうといった感じの意味合いです。

 

人間には、冷静に物事を客観的に見るのではなくて、成功については自分の内部に、失敗については自分の外部に、原因を求めてしまうという性質が元々あるのです。

 

人間の心の内を解き明かす学問である心理学の用語に、現に、このような言葉が存在しているという事実が指し示す通り、このような性質が人間にあるということです。

 

ですので、人間である以上はある程度は仕方のないことですが、うまくいったとき、調子のよいときに、周囲への感謝を忘れて傲慢になってしまうことは良くないことです。

 

そもそも「傲慢」という言葉のイメージ自体が、あまり良いイメージではないと思いますが、傲慢になってしまったら、改めるべき点を周囲が指摘してくれなくなるんですよね。

改めるべき点を指摘してもらえないということは、さらなる成長のチャンスを逃してしまうということです。

 

人間というのは、ビジネスで成功するためにもそうですし、より良い人生を送るためにも、ゴールというのはありません。

一人の人間が経験できる事は、ごくごく限られています。

 

ですから、視野さえ広げていれば、どんなに長生きした人だって、いくらでも新しい知識を手に入れたり 、経験をしたりすることは、いくらでも可能なんですね。

 

それが、 ほんの一時手に入れた成功に傲慢になってしまい

「これで完璧なんだ」

「自分はなんでもできるんだ」

と思ってしまったら、それで成長の機会、視野を広げる機会を失ってしまいます。

 

もちろん、こういった前向きなセルフイメージも大切です。

 

しかし、そのままずっとうまくいったらいいのですが、傲慢になって調子に乗っている状態では、 何か落とし穴のような隠れた問題に気づけなかったりします。

 

本来であれば、改めるべき点を、周囲が指摘してくれていれば、防ぐことが出来たかもしれません。

 

それが、傲慢になってしまったら、周囲が指摘してくれなくなるんですね。

調子に乗っていたら、いずれ足元をすくわれてしまいかねません。

 

「ポジティブシンキングでいきましょう」とよくいわれますが、「ネガティブプランニング」という言葉もある通り、何か良くないことが起こるという可能性も想定して、物事を進めていくことが重要です。

 

それが傲慢になってしまったら、足元をすくわれてしまうんですよ。

 

感謝の気持ちを忘れないことは、道徳的な観点からだけで言っているのではないと思います。

小学校とか中学校の道徳の時間に、「周りの人には感謝しましょう」みたいな感じのことw道徳的な観点からいわれるかももしれませんが、ビジネスとか人生をよりよくしようと考えた時に、感謝を忘れて傲慢になってしまうと、こういう風に足元をすくわれるんですよね。

 

それから、改めるべき点を指摘してくれなくなったら、より成長していくための大切なことが聞けなくなるわけです。

これは、もう本当にもったいないことです。

人生とかビジネスにおいて、とても損をしてる状態だからです。

 

道徳的な観点からのみならず、損得勘定の利己的な観点から考えても本当によくないことなんです。

成長が止まってしまうわけです。

足元をすくわれる可能性もあるわけです。

ですから、利己的に考えて、感謝の心を忘れてしまうことは、得策ではないっていうことですね。

 

それでは、ビジネスで成功していくために望ましい心の持ち方は、どのようなものかと言いますと、

「失敗したら自分の責任、成功したら他人のおかげ」

ですね。

 

冒頭の方でいいました「自己奉仕バイアス」の逆です。

失敗したら周囲・他人、環境などの、外部のせいにするのではなくて、失敗は自分の内部の問題であり、自分の責任なんだと思うようにするといいです。

そして、成功したら他人のおかげと思い、感謝の気持ちを忘れないようにしていたらいいですね。

失敗というのは、自分の責任として分析・修正をしてこそ、次の成功を目指して今後の成長の材料にできるんですよね。

自分はもうそれで完璧だと思ってしまったら止まってしまうんですよ。

 

成功は他人のおかげとして感謝するからこそ、周囲の人もついてきてくれます。

もちろん、リーダーシップという意味では、ある程度のイケイケみたいなところも必要なんでしょうけれど、やっぱりついいきたいと思える人というのは、自信満々でありながらも、謙虚さを持っているはずだと思います。

このように、他人のおかげだと感謝をするからこそ、人がついていきたいと思うし、周りの人間もこれからも応援したいと思ってもらえるでしょう。

あなたの尊敬する人、応援してくれる仲間、励ましてくれる周囲の親しい人がいたら、引き続き応援してくれるでしょうし、指導し、教え導いてくれるメンター、師匠がいるのでしたら、ひきつづき、指導もしてくれるわけですね。

そうなれば、よりビジネスが良い方向に加速していって、いい循環が生まれるわけです。

 

以上、「ビジネスで成功してうまくいった時こそ周囲への感謝の気持ちを忘れないようにしましょう」ということについてお伝えしてきました。

成功した時というのは、人間の本性みたいなものが、割と出てしまいがちです。

「自分は頑張ったから」「自分には能力あるから」と、自分ひとりで成功を手にしたと思ってしまいがちなんですけども、本当に傲慢になっていたらいつか足元すくわれる事もあるんですよね。

 

この記事をお読みくださっているあなたは、そんなことがないように、失敗したら自分の責任、成功したら他人のおかげなんだというそのような気持ちを持って、ビジネスに取り組んだり、人生をよりよいものへとしていってもらえたらと思います。